中村俊輔選手は、1978年6月24日生まれで現在44歳です。横浜市出身で、1994年桐光学園のサッカー部に入部し、3年次に全国高校サッカー選手権大会で準優勝を果たしました。
その後、1997年から2002年まで横浜マリノス、2002年から2005年はイタリアのレッジーナ、2005年から2009年はスペインのエスパニョール、2010年から2016年は再び横浜マリノス、2017年から2019年はジュビロ磐田、そして、2019年から横浜FCに所属し、現在に至っています。
そんな、中村俊輔が2022年10月17日、今季限りで引退することを表明しました。今回は中村俊輔選手の引退の理由や引退試合、セレモニーの日にち、引退後の活動などについて紹介していきます。
中村俊輔が引退を発表!
サッカーの元日本代表でレジェンドと言われてきたJ2横浜FCの中村俊輔選手が10月17日、今シーズン限りで引退することを表明しました。
中村俊輔選手は1997年に横浜マリノスに入団し、2000年にはJリーグ最優秀選手賞を獲得し活躍しています。左足から繰り出される正確なシュートやパスが最大の持ち味のミッドフィルダーで、2002年からはイタリアのレッジーナやスコットランドのセルティックなどでプレーし、世界でも活躍しました。
2010年からは再びJリーグに帰ってきて、現在はJ2の横浜FCでプレーをしていました。今シーズンは5試合の出場にとどまっており、レジェンドの引退に衝撃が走っています。
中村俊輔の引退理由は?
中村俊輔選手の引退理由についははっきりと語られていませんが、1つの理由としては怪我が理由と考えられます。中村俊輔選手の持ち味は左足からのキックであり、その軸足である右足首は負担がかかるため、長い間故障に泣かされています。
2018年頃からは怪我による不調が続き、プロ26年目の今年は出場が激減していました。怪我は右足関節前方インピンジメント症候群と滑膜炎と診断されており、2018年には手術もしています。
2022年は5試合しか出場できておらず、さすがの中村俊輔選手も年齢と怪我で思い通りのプレーができなくなってきたため、引退を決断した可能性が高そうです。
もう1つ理由として考えられるのは、日ごろから中村俊輔選手はJ2では終われないと言っていましたので、今季横浜FCがJ1昇格を決めたことで、有終の美を飾れたと考えたのかもしれません。
中村俊輔の引退試合やセレモニーの日にちはいつ?
中村俊輔選手の引退試合はJ2今季の最終戦である10月23日のロアッソ熊本戦になる可能性が高いです。ロアッソ熊本戦については横浜FCは、アウェイになりますので引退セレモニーは形だけのものになる可能性があります。
現在は横浜FCでプレーしていますが、やはり中村俊輔選手といえば横浜マリノスのトリコロールカラーが似合います。引退セレモニーは横浜国際総合競技場で、とまでは言いませんが横浜マリノスサポーターにも来てもらって三ツ沢競技場で多くのサポーターに囲まれた中で、開催してもらいたいですね。
中村俊輔の引退後はコーチに転身?
中村俊輔選手はスコットランドのセルティックでプレーしている頃から、現役生活を終えたら指導者としてサッカーに携わっていきたいと話しています。
中村俊輔選手は常に冷静で洞察力に優れている選手なので、ピッチの外からはさらにその能力を発揮することでしょう。まずはコーチとして指導者の経験を積んで、いつかは横浜マリノスの監督、あるいは日本代表の監督にまでなってほしいですね。
まとめ
中村俊輔選手は10月17日に今季限りで現役を引退することを表明しました。引退の理由としては長い間故障を続けてきた右足首の怪我が理由と考えられます。特に近年は怪我のため調子が出ず、今季は出場も5試合にとどまっていました。また、横浜FCが今季J1昇格を決めたということでよい節目とも考えているかもしれません。
引退試合は今季最終戦の10月23日のロアッソ熊本戦になるでしょう。引退セレモニーはアウェイの熊本で行われるか、横浜に戻ってから改めて三ツ沢競技場などで行われるかもしれません。
引退後は、指導者の道にすすみたいと話していましたので、コーチや監督になるでしょう。優れた視野と洞察力で日本のサッカーのレベルをさらに引き上げてくれることが期待できますね。