KiiTa[キータ]聞いた?効いた!ライフケアとセルフメディケーションの情報誌|サプリ活用術|
KiiTa[キータ]聞いた?聞いた!ライフケアとセルフメディケーションの情報誌
サプリ活用術 KiiTa夏号21ページ
水分を保持し全身を潤す、「ネバネバ」成分コンドロイチンの力
ギリシャ語で軟骨を意味する「コンドロス」に由来するコンドロイチン。
関節軟骨の柔軟性を保ち、関節のなめらかな動きをサポートします。
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「軟骨」という意味をもつコンドロイチン。もちろん関節軟骨にも多く含まれていますが、全身の臓器や組織に存在しています。少量でたくさんの水分をためこむ作用があり、体の水分を調節する働きをもっています。
水分を保持し全身を潤す、「ネバネバ」成分コンドロイチンの力
コンドロイチンは、体内で生成される成分ですが、加齢とともに、その量が減っていきます。コンドロイチンが不足すると、軟骨がすり減りやすくなるために、ひざや腰などに負担がかかり、関節痛を起こしやすくなるのです。
水分を保持し全身を潤す、「ネバネバ」成分コンドロイチンの力
骨と骨をつなぐ関節には、骨の先を覆う関節軟骨があります。この関節軟骨は、編み目のようにはりめぐらされたコラーゲンの繊維が骨組みとなり、コンドロイチンを含むプロテオグリカンという物質がからみついて、弾力を保っています。関節をスムーズに動かすことができるのは、関節軟骨がクッションとして働いてくれるからです。
水分を保持し全身を潤す、「ネバネバ」成分コンドロイチンの力
ひざの痛みや腰痛、五十肩など、関節が痛む場合、原因のひとつとして、コンドロイチンの不足が考えられます。納豆、山芋、うなぎ、ふかひれ、スッポン、鶏の皮、牛・豚・鶏の軟骨など、ネバネバヌルヌルしたものや、コリコリした食感の食べものにも含まれていますが、その量はあまり多くはありません。
不不足しているコンドロイチンを補うには、コンドロイチンを使った医薬品やサプリメントなどを利用することが必要です。  コンドロイチンは、化学的にはムコ多糖類と呼ばれるネバネバ成分の一種です。正しくは「コンドロイチン硫酸」という状態で存在しています。コンドロイチンは、水分を保持して関節の柔軟性を保つだけでなく、関節軟骨の分解を抑制し、また生成を助ける働きがあります。さらに、発痛物質と呼ばれるブラディキニンやP物質などの痛みを発生させる物質をとりこんで除去する働きもあり、ダブル効果で、関節痛を和らげてくれるのです。
潤い肌にも効果!
関節痛への効果が注目されるコンドロイチンですが、その高い保水力は、肌の潤いを保つためにも役立ちます。コンドロイチンは、表皮、真皮、皮下組織の3層からなる皮膚の、真皮に含まれています。水分を保持して、肌のハリや弾力を保ってくれているのです。コンドロイチンを使った保湿ローションも、高い保湿力が期待できます。

監修 小野浩子さん 後藤典子さん
日本サプリメント協会理事長。
サプリメントの情報を正しく伝えるために同協会を設立。
講演・執筆等で啓蒙活動を行う。
http://www.j-sup.com/
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