KiiTa[キータ]聞いた?効いた!ライフケアとセルフメディケーションの情報誌|食のパワー丸かじり
KiiTa[キータ]聞いた?聞いた!ライフケアとセルフメディケーションの情報誌
Food MedicationKiiTa秋号15ページ掲載
食のパワー丸かじり!
ブルーベリー IT時代で目を酷使する人が増える中、目にいいといわれるブルーベリーは 現代人の必要不可欠な果実。小粒な姿に隠された、驚きのパワーをご紹介します。
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ブルーベリー

アントシアニン
植物に含まれる紫の色素のことで、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種。

抗酸化作用
細胞を傷つけたり、サビさせるなど、老化の原因となる活性酸素の攻撃をブロックしてくれる。

緑 茶 眼精疲労改善作用
アントシアニンが、視神経の中の「ロドプシン」という伝達物質をサポート。目の不快な症状を改善してくれる。


主な栄養成分(100g)
ビタミンE
1.7mg
食物繊維
3.3g
目に効くワケは、青紫の色素にあり!

北米が原産の3大果実のひとつで あるブルーベリーの特徴は、なんといっても美しい青紫色にあります。これは、ポリフェノールの一種であ るアントシアニンと呼ばれる色素によるもの。ブルーベリーが目にいいといわれるのもこの成分のおかげです。
私たちの目は、網膜が光に反応し、視神経の中にある「ロドブシン」という伝達物質が構造を変化→再合成させ、脳に刺激を伝えることで“見えて”います。しかし目を酷使したり、加齢により「ロドブシン」の再合成がうまく行われなくなると、目がかすんだり、見えにくくなってしまいがち。なんと、アントシアニンには、その「ロドプシン」の再合成の活性化を促す働きがあるので、眼精疲労や視力回復に効果的というわけなのです。

また、ブルーベリーに豊富に含まれるビタミンEは血液の循環をよくし、サラサラにする働きがあるといわれています。つまり、高血圧予防 や動脈硬化予防に効果が期待できるということ。
疲れ目から現代病まで、まさに今の時代にぴったりな果実といえるのではないでしょうか。
ブルーベリーのパワーレシピ
ブルーベリーとクリームチーズのマフィン
材料(6個分)
バター 80g
グラニュー糖 80g
1個
薄力粉  150g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
ブルーベリー 1カップ
クリームチーズ
(角切りに)
60g
牛乳 大さじ2
ブランデー 大さじ1
作り方
1 ボウルにバターを入れ、砂糖を2〜3回に分けて加えながら、空気をしっかり含ませて
クリーム状になるまで練る。
2 溶いた全卵を数回に分けて加え、分離しないように泡立て、ブランデーを加える。
2 薄力粉とベーキングパウダーをふるい、牛乳と交互に加え、ゴムベラで切るように混ぜる。
2 粉っぽさが少し残る状態で、ブルーベリーとクリームチーズを混ぜる。
2 マフィン型に流し込み、170度のオーブンで25分焼いてできあがり。
保存の コツと選び方
表面に、水分を防ぐ役目をするブルーム(白い粉)がついているのが新鮮な証拠。大粒で皮の色が濃く鮮やかなものを選びましょう。ブルーベリーは摘んでからさらに熟すということがないので、冷蔵庫で保存し、なるべく早く食べること。

監修 藤澤倫彦先生 佐々木憲一さん
NPO法人ブルーベリーで健康増進を考える会理事長。
毎年国内外のブルーベリー研究者を招いて「ブルー ベリー国際シンポジウム」を開催。保育園・幼稚園へブルーベリーの苗木のプレゼントをし、子どもたちと一緒に植樹も行う。

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