KiiTa[キータ]聞いた?効いた!ライフケアとセルフメディケーションの情報誌|サプリ活用術|
KiiTa[キータ]聞いた?聞いた!ライフケアとセルフメディケーションの情報誌
サプリ活用術 KiiTa夏号21ページ
肌の潤いを保ち、バリア機能を高める セラミドの力
角質細胞をつなぎあわせる細胞間脂質の主成分であるセラミド。   不足するとカサカサ乾燥肌や、肌トラブルの原因となってしまいます。
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私たちの皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層に分かれ、さらに一番外側の表皮は「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つの層に分かれています。
水分を保持し全身を潤す、「ネバネバ」成分コンドロイチンの力
水分の蒸発を防いでお肌の潤いを保つのも、外からの刺激やダニ、ほこりなどのアレルギーの原因になる物質の侵入から肌を守るのも、角質層の働き。セラミドは、角質細胞をしっかり接着して、角質層が正常に働くようにサポートする役割を担っているのです。
水分を保持し全身を潤す、「ネバネバ」成分コンドロイチンの力
表面の角質層は、角質細胞が何重にも重なってできています。角質細胞どうしは、その間にある細胞間脂質によって、つなぎあわされています。細胞間脂質の約55%を占める主成分が、脂質の一種であるセラミドです。
水分を保持し全身を潤す、「ネバネバ」成分コンドロイチンの力
セラミドが不足すると、角質細胞がはがれたりすき間ができたりして、肌の水分が蒸発しやすくなり、外敵から肌を守るバリア機能も低下してしまいます。カサカサと乾燥しやすくなり、ちょっとした刺激でもかゆくなったりヒリヒリしたりする敏感肌になってしまうのです。肌にハリがなくなってシワやニキビもできやすくなり、またアトピー性皮膚炎などのトラブルの原因にもなりかねません。
ぷるぷる と潤った、ハリのある健康な肌を保つために、セラミド不足は解消しておきたいもの。お風呂では洗いすぎやタオルでこすりすぎるのを避け、肌をやさしく扱ってあげましょう。

 また、セラミドは、こんにゃく芋や、小麦や米の胚芽、大豆などから抽出が可能です。セラミドを配合したサプリメントで体の内側から、化粧水やクリームで外側からセラミドを補って、いつまでも若々しい美しい肌を保ちましょう。

角質の働きを保つセラミド
正常な状態
セラミドが十分にあると、水分の蒸発を防ぎ、また、外からの刺激を守ることができます。
セラミドが不足した状態
セラミドが不足すると、角質細胞にすき間ができて水分が失われ、ダニやほこりなどの刺激を受けやすくなります。

監修 小野浩子さん 後藤典子さん
日本サプリメント協会理事長。
サプリメントの情報を正しく伝えるために同協会を設立。
講演・執筆等で啓蒙活動を行う。
http://www.j-sup.com/
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