ポール・バトラーの身長体重と戦績は?wiki経歴プロフィール!

ポール・バトラー選手(ボクシング)身長体重や戦績など、これまでの経歴プロフィールをwiki風にまとめていきます!

2022年12月13日に有明アリーナで、井上尚弥選手がバンタム級4団体王座統一をかけ、拳を交えることになるポール・バトラー選手とはどんなファイターなのでしょう?

目次

ポール・バトラーの身長体重

ポール・バトラー選手の身長と体重は以下の通りです。

ポール・バトラーの身長と体重

身長:168cm
体重:53.524kg以下

ポール・バトラー選手の階級にあたるバンタム級は53.524kg以下(国際基準で118ポンド以下)という体重の規定をクリアする必要がありますので、井上尚弥選手と戦うバンタム級4団体王座統一戦前の計量では53.524kg以下の体重まで調整してくるかと思います。

対戦が決まった井上尚弥選手は身長が165cmなので、身長168cmのポール・バトラー選手の方が3cm高くなっていますけど、ポール・バトラー選手のリーチが165cmであるのに対し、井上尚弥選手のリーチは171cmでポール・バトラー選手よりも6cm長くなっています。

よって、井上尚弥選手とポール・バトラー選手は体格の差はほとんどないけれど、リーチの比較では井上尚弥選手の方に分がある、と考えて良さそうですね。

ポール・バトラーの戦績は?

ポール・バトラー選手の戦績は以下の通りです。

ポール・バトラーの戦績

試合数:36戦
勝利数:34
敗戦数:2
KO:15
現在保持しているタイトル:WBO世界バンタム級王座

2022年時点で23戦無敗という驚異的な戦績を誇る井上尚弥選手の対戦相手となるポール・バトラー選手は34勝で2度敗北していますので、戦績面でも井上尚弥選手の方がポール・バトラー選手を圧倒していることになります。

ポール・バトラー選手が喫した2敗のうち1敗はウェイトオーバーのペナルティで勝利しても王座を獲得できない、という条件付きだった2018年のエマヌエル・ロドリゲス選手との対戦で喫したものでした。

そして、もう1つの敗戦は「世界最速のKO」の異名で知られるゾラニ・テテ選手との王座決定戦で、さすがに相手が悪かった印象でしたから、36戦して2回しか負けていなくて、負けた時も同情すべき事情がある、と考えれば、ポール・バトラー選手はほぼパーフェクトな戦績を残している、と解釈することもできますよね。

ポール・バトラーのwiki経歴

ポール・バトラー選手のこれまでの経歴をwiki風にまとめます。

2014年、IBFバンタム級世界王者に

2010年にプロデビューを果たし、順調にキャリアを積み重ねていったポール・バトラー選手。

主要な試合はほとんど欧州の会場で行われていましたが、並み居る強豪を次々に倒していき、2014年6月にIBFバンタム級世界王者をかけ、王者のスチュアート・ホール選手と対戦するのでした。

王者相手に試合序盤からラッシュをかけていくポール・バトラー選手に対し、スチュアート・ホール選手は冷静に試合を進め、中盤から終盤にかけて効果的な攻撃を与えていきます。

しかし、序盤の攻勢と終盤の粘りが高く評価されたポール・バトラー選手が最終的に2-1の判定勝ちを決め、IBFバンタム級のチャンピオンベルトを奪取するのでした。

カシメロとの頂上決戦はまさかのキャンセル

ポール・バトラー選手の名が日本でも知られるようになったのは、2021年12月にバンタム級でトップクラスの実力を持つジョンリル・カシメロ選手との対戦が決まった頃からです。

ジョンリル・カシメロ選手とドバイの地で拳を交えることが決まっていたポール・バトラー選手ですが、ジョンリル・カシメロ選手の胃腸炎が判明し、直前に対戦がキャンセルされてしまうのでした。

仕切り直しの一戦として2022年4月にもう一度マッチングされることになったポール・バトラー選手とジョンリル・カシメロ選手。

ただ、ジョンリル・カシメロ選手が英国ボクシング管理委員会の規定に違反したことが発覚し、またしても試合がキャンセルとなり、ポール・バトラー選手とジョンリル・カシメロ選手の頂上決戦は持ち越しになってしまったのです。

ポール・バトラーのプロフィール

ポール・バトラー選手のプロフィールを簡潔にまとめます。

ポール・バトラーのプロフィール

名前:ポール・バトラー(Paul Butler)
生年月日:1988年11月11日
出身地:イギリス/チェスター

獲得したタイトル

2010年度ABAEフライ級王座(アマチュア)
BBBofC英国スーパーフライ級王座
コモンウェルス英連邦スーパーフライ級王座
WBOインターコンチネンタルスーパーフライ級王座
WBAインターコンチネンタルスーパーフライ級王座
WBOインターナショナルスーパーフライ級王座
WBAインターコンチネンタルバンタム級王座
WBOインターナショナルバンタム級王座
第17代IBF世界バンタム級王座
WBO世界バンタム級暫定王座
第25代WBO世界バンタム級王座

童顔の暗殺者

ポール・バトラー選手は、畳み掛けるような攻撃をするハードパンチャーではなく、防御に徹する場面が多いオールラウンダーで、相手との間合いに注意して手数を多く稼ぎながら、相手のボディに効果的な一打を与えていく形を得意にしています。

カウンターでKO勝ちを決めたこともあり、優しそうな顔立ちから手痛い一発をお見舞いしていることから「童顔の暗殺者」とも呼ばれていました。

リヴァプールFCからのオファーを断る

大事な試合で器用な立ち回りを披露しているポール・バトラー選手ですが、幼少期からボクシング一本の人生を送っていたわけではなく、ゴルフやビリヤードなど様々なスポーツで才能を発揮していたのです。

その中でもサッカーの腕前は目を見張るものがあり、地元イギリスの名門・リヴァプールFCアカデミーからオファーを受けたこともありますけど、ボクシングに強いこだわりを持っていたポール・バトラー選手はリヴァプールFCからのオファーを断った、というエピソードもあります。

強者との戦いに強いこだわり

2022年12月13日に井上尚弥選手との大一番を迎えるポール・バトラー選手。

日本だけでなく、世界中のボクシングファンの大方の予想は「井上尚弥有利」となっていて、ポール・バトラー選手にとってはかなり厳しい戦いになることが想定されます。

ただ、ポール・バトラー選手は試合での勝ち負け以上に強者と戦うことに強いこだわりを持っていて、苦戦必至となる井上尚弥選手との試合のオファーも快諾したとのこと。

井上尚弥選手に対し、ポール・バトラー選手は「僕のボクシング人生の中で最高の選手の1人」と能力を高く評価していて、最高の選手にチャレンジできることを誇りに思っています。

ポール・バトラー選手の願いは「子供たちから尊敬されるボクサーになること」。

子供たちから尊敬されるためには強い相手と拳を交え、果敢に挑んでいく姿を見せなければいけない、と考えるポール・バトラー選手は並々ならぬ意気込みで井上尚弥選手との対戦に臨みます。

まとめ

ポール・バトラー選手の身長は168cmで、体重はバンタム級の規定により53.524kg以下に絞らなければいけません。

経歴プロフィールをwiki風にまとめると、戦績は36戦34勝2敗15KOで、2014年にIBFバンタム級世界王者に君臨したほか、カシメロ選手との頂上決戦が2度キャンセルになったことで日本での知名度も上がっていました。

強者との戦いに強いこだわりを持つ「童顔の暗殺者」ことポール・バトラー選手が井上尚弥選手相手にどんな試合を見せてくれるのでしょうか。

井上尚弥選手優勢の声が多くなっている中、得意のカウンターで一発逆転を狙うポール・バトラー選手の活躍にも注目です。

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