北米が原産の3大果実のひとつで
あるブルーベリーの特徴は、なんといっても美しい青紫色にあります。これは、ポリフェノールの一種であ
るアントシアニンと呼ばれる色素によるもの。ブルーベリーが目にいいといわれるのもこの成分のおかげです。
私たちの目は、網膜が光に反応し、視神経の中にある「ロドブシン」という伝達物質が構造を変化→再合成させ、脳に刺激を伝えることで“見えて”います。しかし目を酷使したり、加齢により「ロドブシン」の再合成がうまく行われなくなると、目がかすんだり、見えにくくなってしまいがち。なんと、アントシアニンには、その「ロドプシン」の再合成の活性化を促す働きがあるので、眼精疲労や視力回復に効果的というわけなのです。
また、ブルーベリーに豊富に含まれるビタミンEは血液の循環をよくし、サラサラにする働きがあるといわれています。つまり、高血圧予防
や動脈硬化予防に効果が期待できるということ。
疲れ目から現代病まで、まさに今の時代にぴったりな果実といえるのではないでしょうか。 |