葉梨康弘法相はパチンコ業界の利権議員?と噂されているほか、警察官出身や経歴など気になる話題を徹底的に総まとめ!
「死刑のハンコを押す地味な仕事」と発言し炎上中の葉梨康弘法相ですけど、パチンコ業界との関わりについて興味を持つネット民が多くなっていますので、この機会にしっかりと情報を整理していきます!
葉梨康弘法相の経歴まとめ
葉梨康弘法相の経歴をまとめます。
wikiプロフィール
名前:葉梨康弘(はなし・やすひろ)
旧姓:渡邉康弘
生年月日:1959年(昭和34年)10月12日
出身地:東京都三鷹市
家族:淳子(妻)・彩子(長女)・次女・三女
職業:衆議院議員/法務大臣
選挙区:衆院茨城3区
政党:自民党
派閥:岸田派
学歴:東京教育大付属駒場高校→東京大学法学部
医師をしていた父・武治さんの下で育ってきた葉梨康弘法相ですが、当時衆議院議員だった葉梨信行氏と養子縁組をして、葉梨信行氏の娘・淳子さんと結婚したところで、旧姓の渡邉から今の葉梨姓に切り替わっています。
東京教育大付属駒場高校(現:筑波大学付属駒場高校)から東京大学の法学部に進学した、という絵に描いたようなエリートで、大学院には進まず、東大卒の肩書を背負った状態でどんどん出世していきました。
経歴
- 警察庁入庁(1982年)
- 警視庁を退官し、議員秘書に転身(1999年)
- 衆議院議員選挙初当選(2003年)
- 衆議院議員選挙落選(2009年)
- 衆議院議員当選で返り咲き(2012年)
- 財務大臣政務官(2013年)
- 法務副大臣(2014年)
- 内閣府副大臣(2014年)
- 衆議院法務委員長(2016年)
- 農林水産副大臣(2020年)
- 法務大臣で初入閣(2022年)
東京大学法学部出身ということもあり、法律関係の要職に就くケースが多い一方、菅政権時代の2020年には農林水産副大臣を経験していた葉梨康弘法相。
派閥の長だった岸田文雄氏が総理大臣に就任し、第二次改造内閣を行った2022年8月に法務大臣に抜てきされ、待望の初入閣を果たすのでした。
死刑のハンコを押す地味な仕事発言で問題に
葉梨康弘法相が注目を浴びる形になったのは2022年11月9日の政治パーティー内で「死刑のハンコを押す地味な仕事」と法務大臣の仕事を軽く見るような発言をしたのがきっかけでした。
「昼のニュースのトップになるのはそういう時(死刑執行)だけ」とも語っていて、メディア・マスコミ側の扱いに注文をつける形ではありましたが、人の命に関係する仕事を「地味」と表現した葉梨康弘法相の発言に疑問を呈す声も多く、最終的には発言を撤回しています。
また、「旧統一教会の問題に抱きつかれてしまい、一生懸命、その問題の解決に取り組まなければならず、私の顔もいくらかテレビで出ることになった」と旧統一教会の問題についての認識の甘さも露呈し、炎上が加速する事態に発展してしまいました。
葉梨康弘法相はパチンコ業界の利権議員?
葉梨康弘法相はパチンコ業界の利権議員と疑われていて、真相を確かめてみたところ、パチンコ・チェーンストア協会(PCSA)というパチンコ普及を目的とする業界団体の「政治分野アドバイザー」として名を連ねていることが判明しました。
自民党からは葉梨康弘法相を含む19名の議員がリストアップされていて、立憲民主党や日本維新の会、国民民主党の現役国会議員の名前が入っていることも確認できたので、葉梨康弘法相だけが特別扱いを受けているわけではないようですね。
葉梨康弘法相とパチンコ業界に癒着の噂も
- 茨城パチンコ業界の新年祝賀会に出席
- 祝賀会のあいさつでパチンコ業界の将来を案じていた
- 自民党の遊技業振興議員連盟事務局次長を務めている
葉梨康弘法相とパチンコ業界に癒着の噂が出ていますけど、実際のところはどうなのでしょう?
パチンコ・チェーンストア協会(PCSA)と関わりが深いことはご紹介しましたが、葉梨康弘法相は自身の選挙区にある茨城県のパチンコ業者団体主催の新年祝賀会に出席したことがありました。
祝賀会での挨拶で「厳しい中で健全な地域の娯楽として、中小のパチンコホールがどうやって生き残っていけるか、そのビジネスモデルをどう創っていけるかが大きな課題になるのではないか」と述べている葉梨康弘法相。
さらに、自民党遊技業振興議員連盟事務局次長を務めていて、自民党内に「遊技業等の営業の健全化に関するプロジェクト会議」を立ち上げるなど、パチンコなどの遊技業を守る立場として活動してきたことが分かりますよね。
葉梨康弘法相は警察官出身
葉梨康弘法相は東京大学を卒業した直後の1982年に警察庁へと入庁している警察官出身者でもあります。
- 警察庁刑事局防犯課
- 岩手県警察本部刑事部捜査第二課長
- 兵庫県警察本部刑事部捜査第二課長
- 外務省在インドネシア日本国大使館一等書記官
- 警視正
刑事事件の捜査を担当したことがあり、最終的には上から4番目の地位となる「警視正」まで昇進していった葉梨康弘法相。
2017年3月に森友学園の理事長・籠池泰典氏への証人喚問が行われた際、自民党の代表者として質問をしていて、刑事ドラマで出てくる取り調べの場面を思い起こさせるような振る舞いを展開し、警察官出身者であることは広く知れ渡りました。
ただ、元警視正の立場であるはずの葉梨康弘法相がパチンコ業界と縁の深い関係、という点は見逃せません。
癒着が噂される法務大臣がパチンコ業界への監視を強化するのは難しいのでは?という指摘も根強いので、これまで以上にパチンコ業界と距離を置く必要があるのではないでしょうか。
まとめ
葉梨康弘法相はパチンコ業界の利権議員?と噂されていて、警察官出身であるにも関わらず、業界団体の祝賀会に出席したり、自民党内でパチンコ業界を守る要職に就いたり、と様々な疑惑が浮上していました。
経歴をまとめると、東京大学出身で派閥の長である岸田総理時代に法務大臣に抜てきされている葉梨康弘法相ですけど、不用意すぎる発言で逆風が吹き荒れています。